ここでは
客さんのハートをグッと掴むために
有力な要素たっぷりの
「刺さる!!顧客心理ワード」
をお伝えします!
リアル店舗とは違い
これからやるイラスト販売は
ネット上での活動です。
直接対面でのやり取りが出来ないぶん
よりお客さんの心理を理解する必要があります。
「人がどのような時にどういった
感情になるのか、その結果
どのような行動をとりやすいのか」
を熟知してイラスト販売を
加速させていきましょう!!
刺さる!!顧客心理ワード集
ツァイガルニク効果
人は未達成・未完成のものや中途半端なものに対して、達成している物事よりも記憶に留めやすいという心理効果です。
ドラマや連載ものの次回予告がこれにあたります。
映画の特報もまだ完成してないけど宣伝すると未完成のものに対して記憶がよく残り見に来てくれるように仕向けています。
また、イラストの作業に対してもツァイガルニク効果は応用ができます。
普段作業をしていると「後もう少し」とキリの良い所まで作業を進めがちですが、一旦落ち着いてしまった作業を再開させるのって次は何から取り掛かれば良いか迷ってしまい結構エネルギーが必要です。
なので、あえて中途半端なところで作業を中断させ、次やる事を明確に記憶する事で再開することへの抵抗が薄れ取り掛かれてしまえば作業興奮状態になり作業スピードが衰える事なく進めることができます。
ザイオンス効果
同じ人や物事に繰り返し接触することで親近感が増したり、好印象をもつという心理効果です。
今まで全く興味を持っていないものでも、繰り返しCMで流れる事で身近に感じたり、興味を持つことってありますよね。
イラスト販売に置き換えると、ストーリーズやフィード投稿を頻繁に更新する事でフォロワーがあなたとの接触回数が増え、あなたに対して親近感を覚えます。身近な存在に感じてもらう事もご依頼を獲得するのには必要な要素になります。
アンカリング効果
最初に提示された数字や情報を無意識の内に強く印象に残してしまい、その後の意思決定に影響しやすくなる心理効果です。
例えば、お客さんが商品の適正価格を知らない場合、「通常価格15,000円」と言う商品が「9,800円!!」となっていると最初の「15,000円」という価格が印象が強く残っているため「お得だ!」という気持ちになります。
ここへ更に「限定○名様」「期間限定○○日まで」という限定性を追加するとより効果的です。
バンドワゴン効果
「他の人も持ってるから」「他の人が高く評価してるから」という理由で自分の中でも「これは良いものだ」と周りの評価につられて自分自身もその商品に対して支持率が上がってしまう心理効果。
「通算○○個販売!」や「話題のあの人も絶賛!」などという文言が入っていると良い商品に見える傾向にありましす。
今後イラスト販売の実績が増え、高評価レビューが集まれば積極的にアピールしましょう。
ディドロ効果
自分が気に入ったものを購入した場合、その他のものもその気に入った商品に合わせた雰囲気のもので統一したくなる心理効果です。
運動不足解消にジョギングを始めようと思って専用のシューズを購入すると、それと同じメーカーだったりそのシューズに合ったコーディネートでウェアを揃えたくなるといった気持ちと同じです。
「形から入るタイプ」という人はこの心理がものすごく働いています。
この効果を利用する事で過去私は、インスタグラムのアイコンイラストの依頼を受けた後、同じ方からリピートでLINE用のアイコンイラスト・iPhoneのロック画面用イラストなどのご依頼もいただけました。
ハロー効果
人物、又は事柄を評価する時に目立った特徴を最初に認識させることで
他の部分までその特徴と似たような印象をあたえる効果です。
例えば、幼稚園でメイクもファッションもバッチリなキレイなママを見た時に「きっと性格もよくてお家の中もいつもキレイに整ってるんだろうなぁ」という想像をしてしまうといった具合です。
これをインスタグラムやココナラのプロフィールに置き換えると、快活そうな言葉選びに、可愛らしいアイコンとヘッダーを見てお客さんはきっと、あなた自身のことも快活で可愛らしい女性を想像するでしょう。
お客さんへのファーストビューの部分を特に見栄えを良くすることで商品やあなた自身に対する印象を引き上げることができます。
(ずーっと言ってますが、だからプロフィールを整えるのすごく大事なんですよーーーっ!)
初頭効果
「第一印象が重要」という言葉の通り、1番初めに受けた印象がその後も強く記憶に残り続ける効果のことです。
逆を言うと、第一印象が悪い場合その後どんなに挽回をはかってもその印象はくつがえりづらいです。
前述の「ハロー効果」と併せてあなたのイラストやあなた自身の強みをアピールして最高の第一印象を与えましょう。
ベビーフェイス効果
人は赤ちゃんの顔を見ると「可愛い」や「守ってあげたい」などの感情を自然と抱き「大きな目」や「丸い顔」、「広い額」などの赤ちゃんに通づる要素があるものに対して警戒心が薄れる効果です。
この効果はアイコンイラストに反映させる事で、見込み客の反応アップが期待できます。
バーナム効果
誰にでも当てはまりそうなことを、さも自分にピッタリ当てはまるかのように言われる事で「言い当てられた」と感じてしまう効果です。
占いとかで「今あなたは何か悩みがありますね」と曖昧な表現でも、言われた当人は「当たってる」と思いその占い師に夢中になってしまいます。
(みんな常に何か悩みは抱えてますよね?笑)
これを出品サービスの説明に「ターゲットが抱える悩み」+「あなた」という組み合わせで表現すると、たった一人の自分(お客さん個人)だけに向けて発信してるように感じ、その結果信頼感が高まり購入意欲も高まります。
スノッブ効果
入手が困難なものほど需要が増し、それとは逆に簡単に手に入れられるものほど需要が薄れていく効果です。
昨今で記憶に新しいのはマスクですね。
「今だけ」や「○名様限定」という言葉を使うだけでも効果的です。
「普段はこの値段で買えない」や「今しか手に入れられない」という意識にさせることで購入の意思決定をしやすくさせます。
ちょっとズルいですが市場に出回る数をあえて少なくすることで人気感やプレミア感をアピールし、より購買意欲が高まるような戦略もあります。
(限定コラボ商品とかが瞬殺なのはそういうことです笑)
損失回避の法則
得をするよりも損しないための選択肢を重要と考える法則です。
有名な実験で
A100万円を無条件でもらえる
B200万円が1/2の確率でもらえる
という選択肢があった場合、ほとんどの人がAを選びます。
200万円が手に入るかもしれないのに何も手に入らないというリスク(損)は受け入れがたく、100万円が確実に手に入る(得)Aを選んでしまうのです。
これをイラスト販売に応用すると、ココナラで出品サービス内容の中に「買わなかった場合○○になってしまいます」と避けたい欲をアピールする事で購入の意思決定につながります。
テンション・リダクション効果
購入する決断をした後の緊張が緩んでいる状態のことです。
この緊張感が緩んだ瞬間に追加でオプションなどをすすめることで売上アップをはかれます。
例えば、結婚式やマイホームの購入など、数百万、数千万円といった高額な買い物の直後だと追加で数万円のオプションが「まぁいっか」と普段よりも購入の意思決定がされやすくなることがありますよね。
これはマーケティングでいう「クロスセル」という手法なのですが、テンションリダクションの状態にあるときは直後の購入の意思決定がゆるい状態なのでこのチャンスを見逃さないようにうまく取り入れてみましょう。
返報性の原理
人から何か施しを受けたときに「お返しをしないと申し訳ない」という心理です。
イラスト活動で応用すると、インスタで自分から積極的にフォローやコメントをしたり無料のプレゼント企画です。
「見返りを求めるなんて、なんかやらしい…」という気持ちもあるかもしれませんが、giveしない限りは見ず知らずの相手に何かしようという気は起きません。まずは自分から与えて、与えて、与えまくりましょう。
両面提示の法則
良いところだけでなく、弱点や不利になりそうなネガティブ要素も同時に伝えた時の方が与える信頼感が大きいとい心理現象です。
『訳あり商品』なんかがこの手法です
値引き理由のデメリットを伝えてくれてる説明があると、正直な姿勢の販売者に対して誠実さを感じますよね。
ネガティブな事(納期に時間がかかる、割高など)がある場合でも、あえて提示しそれを上回るメリットを案内する事ができれば信頼と同時に依頼獲得も可能です。
松竹梅の法則
人は複数の選択肢の中から一番無難な選択をしてしまう傾向のがあり、買い物をする場合には高くも安くもない真ん中の値段が選ばれやすいという心理効果です。
「どうせ買うなら良いものを」「損したくない」という感情からちょうど良い真ん中を選びたくなります。
なので本来買ってほしいものを真ん中(竹)の値段に設定し、少し簡易的なもの(梅)と少しサービスの手厚いもの(松)をそれぞれ設定すると真ん中の値段のものが買ってもらいやすくなります。